理由は二つ

「定期借地権」分譲

制度&景気のダブルパンチ!

定期借地権が生まれたのは平成4年ごろです。住宅が市価よりも圧倒的(4割以上)も安く購入することができるということで大きな評判を勝ち取ることができました。しかし、あれからわずか数年たつと、足踏み状態に入ってしまいなかなか波に乗ることができません。

その理由は二つ考えられます。まず、ここ数年で普通の分譲住宅の値段がどんどん下がったために、購入希望者がそっちのほうに流れて相対的に人気が落ち目になったこと。そしてもう一つは、地価が予想以上に下がり続けているため地主が活用する意欲を失っていることです。これらの二つが理由として考えられます。

定期借地権には三つの種類がありますが、分譲用として主に使われるのは「50年経ったら契約を更新せずに更地にして返す」という一般的借地権。つまり、土地が期限付き借地なので分譲価格を大幅に安くでき、必ず返ってくるので地主も貸しやすいという双方のメリットを狙ったのが、この一般定期借地権付きの分譲というわけです。

しかし、住宅価格が高くて手が出せないときは定借分譲の魅力はグンと高まりますが、地価が下がって住宅が向こうから近づいてくるような状態になると、やはり「土地を返すより返さずに済むほうがいい」となるようです。

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